COLUMN

健康コラム

Vol-119 コレステロール

2007.09.20

【コレステロール】

 今回は、健康診断などで診断項目の1つになるコレステロールについて記入したいと思います。

 コレステロールは脂質の一種で、食品中に含まれ食事によって摂取するものと、私たちの体内でつくられるものとがあります。コレステロールは細胞膜の成分として、あるいはステロイドホルモン、性ホルモン、胆汁酸、ビタミンDの材料として生命維持に重要な役割を果たしています。体の細胞膜や性ホルモンの材料になる大切な栄養成分ですが、とり過ぎなどによって体内に増え過ぎると、生活習慣病をまねくおそれがあります。

 私たちの体内の血中総コレステロールには、HDLコレステロールとLDLコレステロールがあり、その体内での働きからそれぞれ善玉コレステロール、悪玉コレステロールと呼ばれています。HDLコレステロールは、血管の余分なコレステロールを肝臓に運ぶことで掃除を行い、動脈硬化を予防することが知られています。
 一方、LDLコレステロールは肝臓から血管や組織にコレステロールを運ぶ働きをしています。このLDLコレステロールや総コレステロールが増え過ぎ、血管壁に沈着して酸化されると血管は通り道が狭くなったり、つまって切れやすくなったりしてしまいます。これが動脈硬化で、虚血性心疾患や脳血管疾患などをまねく原因となります。 動脈硬化の予防には、血中の総コレステロール値をはじめ、LDLおよびHDLコレステロール値を正常に保つことが大切です。


 体内のコレステロールは、およそ3分の2が糖質や脂質を材料にして体内でつくられたもので、あとの残りが食べ物から直接取り込んだものと言われます。つまり、体内のコレステロールは自分でつくる量の方がずっと多いということになります。

 血中の総コレステロールやLDLコレステロール値を適正に保つには肥満を予防すること、喫煙をしないこと・栄養バランスが良く、規則正しい食生活をすること・血中コレステロールを増やす働きのある食品を食べ過ぎないこと、そして運動をすることなどの要因が大きく影響します。

 自分に適した量のエネルギーをとり、栄養バランスのよい食事をとるのが大切なことです。朝食抜き、まとめ食い、夕食が遅い、といった食習慣も血中のコレステロールを増やす要因になりますから気をつけましょう。
 また、 肉や乳製品に含まれる動物性の油脂は、血中のコレステロールを増やす働きがあるので、食べ過ぎないようにしましょう。しかし、極端に制限しすぎて栄養が偏ることもよくありませんので、あくまでも食べ過ぎない程度の量をとるようにバランスを考えることが大事です。

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<文 伊藤 慧子>
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