COLUMN

健康コラム

Vol-116 汗

2007.08.30

【汗】

 まだまだ暑い季節が続きますが、暑いときに身体からじわっとでてくる汗について今回はご説明したいと思います。

 汗の重要な役割は、体温調節です。運動や暑い外気に触れるなど、体内で熱が生産されたときに、体外へ熱を放出することで熱量のバランスを取り、体温を一定に保っています。その一役を担っているのが汗です。汗には熱を体外へ放出するという大切な役割があります。
汗がでる腺は、体温調節のために働く小汗腺(エクリン腺)と臭いの元となる汗をだす大汗腺(アポクリン腺)の2種類があります。

 エクリン腺は爪の下や唇以外の、体のほとんどの部分に分布しています。しかし、すべてのエクリン腺が汗を出すわけではなく、実際に活動しているのは半分程度で、この活動をしているエクリン腺の量が、汗の量を左右し、体温調節のために働いています。
エクリン腺からの汗はほとんど(99%以上)が水で、そのほかにはごく少量のナトリウムや塩素、カリウム、カルシウム、重炭酸イオン、尿素、アンモニアなどが含まれています。

 アポクリン腺は外耳道や外陰部など、ごく限られた場所にのみ分布し、ほとんどがわきの下にあります。アポクリン腺の役割は、体温調節ではなくニオイの原因となる汗を出すことです。アポクリン腺の量は人種によって、また個人によってもかなり差があります。アポクリン腺からの汗の成分は、塩分が少なくたんぱく質・脂質・糖質・アンモニア・ピルビン酸・鉄分などさまざまな成分が含まれていて、粘り気があります。

 汗をかくと、臭いしベタベタするから嫌だという声や、仕事では涼しい室内で1日中過ごしているので汗をかかないという方がいると思いますが、汗をかいて老廃物を排出することは汗の役割を果たすと同時に、身体にはとても重要なことです。


 体を動かして体温を上昇させ、発汗する習慣をつけることがいい汗をかくコツです。運動をすることで新陳代謝もよくなって、足などのむくみ防止にもなります。また少しきついと感じるぐらいの運動をできる限り長く続けることによって脂肪燃焼効果も得られます。運動をすると、体温が上昇し体温調節のために汗をかきますが、普段汗をあまりかかない人はミネラルの成分なども汗と一緒に体外に出してしまうので、必ず水分を補給しましょう。
 汗っかきの人も脱水症状などを防ぐためにも、水分補給を行いましょう。その際には普通の水でもいいですが、ミネラルを含んだものを飲むのがオススメです。

まだまだ暑い日が続きますが、クラブコングで運動して、自分の健康のために汗を流して元気にキレイになりませんか?

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<文  伊藤 慧子>
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