松本 整
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COLUMN
健康コラム
Vol-115 不眠症
2007.08.23
【不眠症】
暑い日が続き寝苦しい夜が続いると思います。今回は不眠症についての情報をお伝えしたいと思います。
不眠が習慣化したものを不眠症といいますが、不眠の原因はいろいろあります。
不眠症は次の4タイプにわけられます。
入眠障害・・・寝つきが悪いタイプで、不眠の中で最も多く見られます。
熟睡障害・・・眠りが浅く、ぐっすり熟睡できないタイプです。睡眠時間も足りているのに、目覚めが非常に悪いのが特徴です。
中途覚醒・・・夜中に何度も目が覚めるタイプです。排尿などで起きる場合と、なにも理由がなくて目が覚めることがあります。
早朝覚醒・・・寝つきも熟睡度も悪くないのに、朝早くに目が覚めるものです。
こうした不眠が起こるのは、うつ病や精神疾患、高血圧や睡眠時無呼吸症候群など内科の病気などが原因となっていることがあります。
しかし、最も多いのは精神生理性不眠といって精神的な緊張やストレスが関係しているものです。不眠の大半は、この精神生理性不眠による短期間なものなので、あまり思いつめないことが大事です。
運動と睡眠の関係について
体をよく動かした日(運動をよくした日)は、よく眠れたという経験は誰もがしたことがあると思います。
これは運動による疲労と、今日はよく動いたという情報が脳に、送られているので、体も脳も休息を取ろうとしているからです。
ただ、運動をすれば夜ぐっすり寝れるかと言うと、そうではありません。睡眠にとってよい運動する、時間帯があるからです。
具体的にいうと夜です。仮に6時に夕食を食べた場合、8時ごろがベストの時間帯のようです。軽く汗ばむ程度の運動(ストレッチングやウォーキングなど)がよいでしょう。
この時間帯に運動を行うと良いと言う根拠は、睡眠と体温の関係からくるものです。
眠気は一般的に、体温の下がりはじめに強く感じられます。つまり、寝る数時間前に軽い運動をすることで体温を上げ、その体温が下がるタイミングにあわせて布団に入れば、すんなりと眠りにつくことが出来ます。
この、夜の運動は慢性的な不眠傾向にある人の睡眠にも改善効果が見られたという実験もあり、かなりお勧めの方法です。
注意していただきたい点もあります
それは、朝や昼などに激しい運動をすると、数時間後には眠たくなってしまいます。もしも、そのときに少しでも眠ってしまうと、夜の睡眠に悪影響を及ぼしかねません。
また、激しすぎる運動も交感神経を刺激してしまい、興奮状態となるため睡眠の妨げになってしまいます。息の上がらない程度の運動で十分効果があります。
当クラブのトレーニング理論であるパワーチェンジトレーニングは、従来のウエイトトレーニングと異なり、力みなどによる急激な血圧の上昇を抑え血管に負担をかけないことから安全かつ効果的にウエイトトレーニングができます。ウエイトトレーニングをされたことが無いという初めての方も個人個人にあったメニューをおつくりしていますので安心してお越しください。
また、初心者の方から上級者の方まで楽しんで頂けるように、いろいろなスタジオレッスンを用意しております。今月から、ゆっくりとした動きでおこなうハワイアンフラが始まりました。この他にも太極拳・カンフー・ヨガ・パワーヨガ・ボクササイズ・エアロビクス・健康体操などいろいろなレッスンがあります。
現会員さんも自分の体力などに合わせて楽しみながらスタジオレッスンに参加されています。
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< 文 定守 毅 >
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