COLUMN

健康コラム

Vol-114 何故、むくむのか?

2007.08.20

【何故、むくむのか?】

今回の健康情報は「むくみ」について僕なりに解かり易く書いてみたいと思います。
 
「むくみ」とは体内の水分が多くなった状態のことを言います。朝起きて顔がパンパン、夕方に足が、だるい、重い、パンパン、痛いという方は身体がむくんでいる可能性があります。足首の少し上を20〜30秒指でつまみ、離した時に指の跡が窪んでしばらく残れば、むくんでいると確認できます。

何故、むくむのでしょうか?

「むくみ」には病気が原因の場合と一過性のものがあります。

病気が原因の場合・・・肝臓病、妊娠中毒、腎臓病、心臓病、血管やリンパ管の障害、脚気、貧血など。各病気によって症状の現れ方は違います。顔や足の特定箇所に短時間むくんでいる場合は心配ありませんが、長時間むくんでいる場合や、身体全体がむくんでいる場合などは一度、病院に行って診察を受けましょう。

一過性の場合・・・起床後1〜2時間位でむくみが消える場合には病気の心配は無いと思われます。病気以外で体にむくみが起きるという事は体内水分のコントロールがうまくできていないと言う事です。

 人体(体重)の60%は水です。その水の三分の二(40%)は細胞内に三分一の(20%)は細胞外にあります。更に細胞外の水の四分の一(5%)は血液に四分の三は細胞間にあります。細胞間にある水分は間質液と呼ばれ体重の15%に相当します。この間質液が増えることによって「むくみ」は起こるのです。
 間質液はリンパ管に入るとリンパ液になります。間質液はリンパ管に入り、ゆっくりと拍動しているリンパ管による、ゆるやかな流れと筋肉の動き、血管の圧力や呼吸運動などによって運ばれています。リンパ液は最終的にはリンパ節を通過して鎖骨のくぼみの下にあるリンパ管で静脈に排出されます。この様なリンパ液の流れは疲労、寒さ、ストレスなどに影響を受け易く流れが滞りがちです。間質液がリンパ管に入り正常に代謝されないと、余分な水分や老廃物が皮膚の下に過剰にたまります。この状態が「むくみ」です。

 考えられる原因は塩分を摂りすぎる(ミネラルバランスの崩壊)、運動不足、長時間に渡り同じ姿勢を保持する、冷え、寝不足、アルコールの過剰摂取などが挙げられます。
 
「むくみ」を解消するにはバランスのとれた食事、規則正しい生活、適正な運動が必要です。クラブコングでは「むくみ」に関わらず健康な身体、競技力向上に取り組む方を全力でサポートしています。何かを変えたい方、何かに迷われている方、クラブコングでトレーニングしてみませんか?只今、入会金100%OFFキャンペーン実施中です。
               
<文 濱崎耕平>


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