COLUMN

健康コラム

Vol-128 かぜ・風邪・カゼ

2007.11.22

【かぜ・風邪・カゼ】

 今年も木枯らし一号が吹いて、「寒いですね」があいさつ代わりになってきましたね。寒くなってくると、流行り始める一つが「カゼ」。仕事や学校も休むことになってしまう、とても厄介なものですね。

 「カゼをひいた」と何気なく聞いていますが、「カゼ」とは一体どんな症状でしょうか?
 カゼとは、ウイルス感染によって、喉や鼻の症状(セキ、くしゃみ、タン、鼻水、鼻づまりなど)や、全身症状の頭痛、発熱、寒気、筋肉痛、関節痛、腹痛や倦怠感などの症状が出る状態のことをいいます。
 ウイルスは、他人や環境から感染します、その経路は(1)空気感染(2)飛沫感染(3)接触感染の3通りがあることがわかっています。

 この中で、カゼの感染は(3)接触感染での可能性が高いといわれています。感染者が鼻などをこすり、そのウイルスのついた手で触れた物(手すり、ドアノブ、ボタン、タオルなど)を、次の人が触り、その手で鼻をこすったり、眼を触ったりすることで感染します。(1)(2)の空気・飛沫感染もありますが、カゼをひいている人と同じ部屋の中で一緒に過ごすだけでは、ほとんどうつらないという実験結果も出ているように可能性は低いです。


 カゼは「カゼをひきました」と患者が診断結果を言って、病院に受診する不思議な症状でもあります。カゼの中にはウイルス感染によらない、個人の身体の中の問題である「うつらないカゼ」もあります。この場合は、自律神経の反応によるもので、身体が冷えたときに、震えて寒気があり、その後に頭痛や発熱が起きる状態です。
 このような状態では、喉や鼻の粘膜が傷んでいたりするので、ウイルスが感染して「うつるカゼ」に変わりやすく、さらに細菌が感染して、咽頭炎や気管支炎になる危険が大きいといわれています。これらの感染が起こらず、自律神経の刺激だけで起こった反応は、1〜2日のうちに自然に収まります。「卵酒で一晩ぐっすり寝ると治る」タイプのカゼです。

 「カゼは万病の元」といわれるように、カゼ症状から大きな病気に発展することがあります。そうならないための予防策として、こまめな手払い・うがい、栄養補給、適切な着替えと十分な休養が重要です。

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< 文 清水 祐哉 >
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