COLUMN

健康コラム

Vol-135 糖質(炭水化物)

2008.01.11

【糖質(炭水化物)】

 あけましておめでとうございます。
 会員さんから、年始にお餅って炭水化物?炭水化物の働きは?という質問を受けましので、今回は糖質(炭水化物)についての情報をお伝えしようと思います。

 糖質は単糖類、単糖類が2つくっついた状態の二糖類、さらに単糖類が3つ以上くっついている多糖類の3種類に分類できます。
 はちみつやぶどうに多く含まれるブドウ糖や、多くに果物に含まれている果糖などの単糖類は、甘味が強いのが特徴です。二糖類には、麦芽に含まれる麦芽糖や砂糖の主成分であるショ糖などがあり、甘味料として多く利用されています。穀類やイモ類に多く含まれている、でんぷんなどの多糖類は、主にエネルギー源となります。

 単糖類・二糖類・多糖類の中では、多糖類が運動には一番よいエネルギー源になります。なぜ一番よいエネルギー源かというと、すべての糖やでんぷんは、まずグルコースや血糖に変えられます。それから、脳や動かしている筋肉のエネルギーとして供給されます。

 多糖類はゆっくりとした速さで血糖に変わるので、長時間の運動をするためのエネルギーを供給してくれます。逆に単糖類や二糖類は非常に早くグルコースや血糖になりますが、急激に血糖が上がり、グルコースを体脂肪として貯えるホルモン(インシュリン)が働き、血糖値がすぐに下がってしまいます。

 血糖値が下がるとエネルギーがすぐになくなり、運動ができない状態になってしまいます。ですから、運動をされる時には、多糖類である穀類・豆類・とうもろこし・パスタといった食品を摂取して運動をされることをお勧めします。
 
 糖質が不足すると、疲労を感じ、血糖値が低下し、脳がエネルギー不足になり意識障害を起こしてしまう事もあります。また糖質の代わりに、たんぱく質が分解されるので、肝臓の解毒作用の低下、病気に対する抵抗力の低下、肌荒れなども症状が出ることもあります。

糖質のはたらき
 1-脳のエネルギー源となります
 2-肝臓にグリコーゲンとして蓄えられることにより、
  解毒作用が増加して、アルコールの分解や、肌荒れを防ぐはたらきがあります
 3-筋肉の運動や体温を維持します

効率のよい摂り方
 糖質は、穀類、果物、砂糖などに多く含まれていて、ビタミンB1と一緒に摂取すると効率よくエネルギーに変えることができます。スポーツや肉体労働などをして、エネルギー消費量の多い人は、ビタミンB1と一緒に摂取することをおすすめします。

 そこで、クラブコングで販売しているグリコのエキストラ・ビタミン&ミネラルをご紹介します。
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< 文 定守 毅 >
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