COLUMN

健康コラム

Vol-132 カゼの対策法

2007.12.20

【カゼの対策法】

 くしゃみ、せき、喉の痛み、鼻水・鼻づまりなどの言葉が、テレビCMで耳にすることが多くなってきました。これらのカゼの諸症状は「他人にうつせば治る」と言う人がいますが、そんなことはありません。

 カゼ症候群とは、上気道(鼻、喉など)の炎症症状のことを言います。「うつるカゼ」といわれるウイルスによるカゼ症候群は、数百種類もあると言われ、中でも感染力が強力で、強い症状を起こす有名なものがインフルエンザウイルスです。

 「カゼ」ウイルスは症状が出てから自覚的にほぼおさまるまでが数日、その前に潜伏期間が数日あるのが一般的です。このことから、くしゃみが出て、他人にうつして、その人に症状が出るころに自分はおさまっているので「うつせば治る」と思われがちです。もし、うつして治るのであれば、イタチごっこのように、永遠に流行し続けることになります。


インフルエンザやカゼ症候群の自己防衛策

(1)ウイルスのない環境で生活をする
 環境面では、誰がウイルス保持者かわからない人混みに出かけないこと、症状のある人との接触を避けること、部屋の空気を加湿して乾燥させないことです。

(2)かかりにくいように体調を整える
 体調管理では、身体を冷やさないことを基本に、過労に陥らない、栄養面の充実、鼻・喉の粘膜の保護、うがい・手洗いの励行、マスクの着用で湿り気を保つなどです。

(3)かかっても症状を軽くする(予防接種をする)
 過去に感染したウイルスなどには、免疫機構が記憶をしていて速やかに対応できるため、全く症状がないか、軽い症状で短い期間で回復できます。予防接種はこの記憶を強くするために行います。


他人にうつさない、流行させないための予防策

(1)せき・くしゃみをするときは、確実に口を覆う
(2)つばやタンを吐くときは、ティッシュに包んでとる
(3)できるだけ人前に出ない
(4)親密な接触をさける


 「カゼは万病の元」といわれるように、カゼ症状から大きな病気に発展していきます。上気道の症状が悪化すると、身体内部の下気道での症状(気管支炎、肺炎)などに移り、入院しての治療になっていきます。カゼにならないためにも、うつされないための予防法と、うつさないための方法を全員が意識していくことが大切です。

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〈 文 清水 祐哉 〉
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