松本 整
Hitoshi Matumoto official site
リンク集
サイトマップ
お問い合わせ
メルマガ登録(無料)する
プロフィール
ブログ「鉄人疾走」
健康コラム
目的別
ビデオトレーニング
パワーチェンジ
トレーニング
クラブコングニュース
リンク集
サイトマップ
お問い合わせ
メルマガ登録(無料)する
プロフィール
ブログ「鉄人疾走」
健康コラム
目的別
ビデオトレーニング
パワーチェンジ
トレーニング
クラブコングニュース
COLUMN
健康コラム
怪我を根性で治そうとする者は一流にはなれない(その4)
2007.10.10
中野(浩一)を病院内で運動させたいと申し出たら、ドクターにとんでもないという顔をされました。たしかに、怪我の大きさから考えたら当然とも思われましたが、こちらには世界選手権がかかっているのです。
こっそりトレーニングを開始するしかありませんでした。まずベッドサイドでセルフスクワット(負荷をかけないで自分の体重だけでのスクワット)。少年マガジン(厚さ5〜6cm)を両足にはさみ、ベッドサイドに腰をかけて持ち上げたり、階段の昇降などによって、筋力及び心肺機能のトレーニングをスタートしたのです。
約10日間の院内秘密トレーニングの後、退院が許可されました。バストバンドで肋骨の骨折場所を固定して、サイベックスを使った筋力トレーニングを行いました。外傷の後には過度の負荷をかけないという意味でも、サイベックスは非常に有効なマシーンでした。
いくら固定しているとはいえ、痛くないはずはありません。
“イチ痛くないか? ” わざと意地悪く聞いてみました。
“痛いのは僕の問題ですよ。プロの先生達にお任せしたのですから、
どんな事でも言われた通りにやりますから大丈夫です”
痛いのは顔にも出さない中野と、痛いのを解っているのに知らん振りをする僕との駆け引きは、その後も続きました。
前ページ
次ページ
コラムの著者
寺門敬夫
ドクターズ コラム
コラム一覧へ
今すぐメルマガ登録(無料)する