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松本 整 オフィシャルブログ「鉄人疾走」

「リーダーとは?」

2007.09.25

330票対197票、これは自民党総裁選の投票結果である。
この結果により福田康夫元官房長官が第22代目の自民党総裁に選出された。そして25日には第91代の首相に指名され憲政史上初の親子2代の首相となる。

ご存知の通り、そもそも今回の総裁選は、安倍首相が突然辞任を表明したことにより、急きょ行われた総裁選である。当初、次期総裁の本命と目された麻生氏はクーデター説が流され短期決戦に持ち込めず、その間に福田氏が一気に大本命となってしまった。総裁選の日程が決まったときには、既にオッズ表示を見る気がしないほど硬い勝負になっていた。

しかし、今回の首相の辞任については、あまりにも唐突で、国家の最高責任者が突然責任を投げ出してしまった様にしか映らない。勝負の前に敵前逃亡をしたように見えるのは俺だけではないだろう。苦しいときほどリーダーの存在が重要であり、リーダーの力量が問われるはずだ。新しい世代のリーダーと期待された日本の若き首相がこんな形で辞任してよいのだろうか?

そして先日、この様な敵前逃亡は、絶対しないリーダーの皆さんが発起人なって、俺の出版記念パーティーを催してくれた。代表発起人には本の推薦文を書いて頂いた二宮清純氏(スポーツジャーナリスト)、そして中野浩一氏(スポーツコメンテーター)、木村剛氏(日本振興銀行会長)、近藤隆夫氏(スポーツジャーナリスト)、さらに今回の出版社ナナ・コーポレート・コミュニケーションの福西七重代表という皆さんである。

ワコール取締役の近藤さんの乾杯で和やかに進んだパーティーには、白川道さん(作家)、中村敦夫さん(作家)、青木副学長(順天堂大学)など等そうそうたるメンバーにゲストとして来て頂けた。それもその筈で、今回の出版記念パーティーの案内状には「勝負に強いみなさま!ぜひお集まり下さい」と書いてあるのだから尋常ではない勝負強い人が集まってきて然りである。また会場となった青山のOVEの雰囲気も、つわものばかりのパーティーをオブラートに包み込むようにソフトでお洒落に演出してくれた。

集まってくれた人々を見ているだけで、俺のモチベーションは上がらずにはいられなかった。熱い思いを胸に2次会、3次会とあちこちに顔を出すうち、いつの間にか東京の空は白んでいた・・。
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