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松本 整 オフィシャルブログ「鉄人疾走」

「刺激」

2006.10.31

フィギアスケートの織田信成選手が、グランプリシリーズ初戦(アメリカ)を自己最高得点で優勝した。
今回のように、指導している選手がよい成績を上げてくれることは、トレーニングを指導している者にとっては、最高の瞬間と言える。

そしてそれは、大きな刺激としてクラブコングがトレーナー契約している他の選手達にも伝わった。この優勝を受けて、すぐにスケルトン競技の越和宏選手から、お祝いのメールが届いた。織田選手の快挙を喜びながらも、その喜びを自分自身へのプレーシャーへと変えているようだった。
競輪の村上義弘選手も、翌日、クラブコングへトレーニングに顔を出した瞬間に、彼の快挙をスタッフとともに祝っていた。村上選手も大きな刺激を受けているようだ。

ある出来事から、何かを感じる。それは、とても重要である
たとえば、読書をして、その書物から刺激を受ける。受けた刺激をエネルギーに変える思考と行動が大切なことは語るまでもない。しかしそこから、刺激を継続してエネルギーに変え続けることは、とても難しい。しかし、実はその点が最も重要なことと言えるだろう。
 
織田選手が優勝する前日、俺は、俺の引退会見にために、自社の大きな会議室を会場として貸してくれた木村剛氏の日本振興銀行立ち上げに関する著書を読んでいた。大きな刺激を得ることができた。
選手たちのように、俺も、あらゆる刺激をエネルギーに変え続けなければならない
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