COLUMN

健康コラム

Vol-155 免疫2

2008.06.05

【免疫2】
 僕が担当した前回の健康情報では、免疫の役割についてお伝えしました。今回の健康情報では、免疫の働きについて、お伝えしたいと思います。

 前回もお伝えしましたが、私たちが生きていくうえで、血液はいくつもの役割を果たしています。免疫も血液が持つ役割のひとつです。その免疫の主役ともいうべき役割を果たしているのが血液中の白血球で、白血球のことを免疫細胞ともいいます。この白血球というのは、ひとつ1つのものをさすのではなく、さまざまなメンバーからつくられたチームのように連携して働きます。


 まず第一の免疫の働きは、白血球のなかの顆粒球マクロファージが担当します。顆粒球のなかでも90%以上を占める好中球は強い貪食能力を持ち、ウイルスや細菌を食い殺す力をもっています。
マクロファージはさらに強い貪食能力で細菌を食い殺します。これらの白血球は、体内を常に巡回して、ウイルスや細菌などの外敵を見つけると、すぐに戦って退治します。

 例えば、怪我をして皮膚に傷をつくり、そこから雑菌などの異物が体内に侵入すると出てくるのが顆粒球です。まずは、この顆粒球が傷口に集まって、細菌を排除しようとします。傷口の膿は、細菌と顆粒球が戦ったあとの死骸です。
 顆粒球で処理しきれないと、マクロファージが出てきます。大食細胞というだけに、細菌などと戦う力も強力です。


 しかし、相手が非常に強敵で、こうした顆粒球やマクロファージだけでは退治しきれないと、次の手段として活躍するのが、白血球の中のリンパ球(B細胞・T細胞)や、リンパ球の一種であるNK(ナチュラルキラー)細胞です。これらのリンパ球が顆粒球をサポートして、細胞やウイルスなどの外敵と戦います。

 リンパ球T細胞には、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、サムレッサーT細胞があります。リンパ球B細胞は骨髄から直接、血液中に入り、ヘルパーT細胞の指令によって、細菌やウイルスなどの異物に応じた抗体を作り、その抗体によって異物を攻撃し、破壊します。また、NK細胞はウイルスに感染した細胞やガン細胞を見つけると、直接攻撃をしてガン細胞を殺します。


 このように、細菌やウイルスなどが体の中に侵入してきたときに、チーム一丸となって戦い、私たちの体を守っているのです。

 免疫力を高めるためには、正しい食生活と生活の中に運動を取り入れ続ける事が大切です。クラブコングでは、まったく運動をしたことがない、いままで運動をやったけど続かなかったといわれる方でも、1週間単位でトレーニング日程を作り親切・丁寧にサポートさせていただいておりますので、安心して運動をしていただけると思います。


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 < 文 定守 毅 >
     
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