COLUMN

健康コラム

Vol-150 誰にでもできるダイエット

2008.04.26

【誰にでもできるダイエット】

 只今、クラブコングでは春の入会キャンペーンを行っています。
この春からトレーニングを始める方の目的は、男女問わず圧倒的にダイエットと言う方が多いです。
 トレーニングを始める前に、いつも会員の方と日頃の身体活動の状況や、運動の方法についてカウンセリングをさせて頂いています。その中でダイエットについてのお話をするときに、必ずお伝えすることは「ゆっくり、よく噛んで食べましょう」ということです。 “それがどうしたんだ?” と思われる方も少なくないと思います。しかし、これはバカに出来ないことなのです。少し説明していきます。

 脳の視床下部に満腹中枢というものがあります。
お腹が満腹になったことを知らしてくれる中枢です。これは食事によって増加した血中のブドウ糖を感知したり脂肪、タンパク質の増加、十二指腸や胃の変化を感じ取り満腹になったことを大脳に知らせる役目を持っています。この満腹中枢と上手く付き合うことが健康的に痩せるコツなのです。

 満腹中枢は食事を始めて20〜30分で刺激され始めるといわれています。ですから
20分未満で食事を済ませてしまうと満腹中枢が刺激されるまでに次々と食べ物を胃の中に掘り込んでしまうので、ついつい食べ過ぎてしまい、カロリー過多になり太りやすいのです。
 ですから、食事は20分以上かけて食べることが、食べ過ぎないためのコツなのです。また、よく噛むことで消化を助け栄養の吸収も良くなります。

 一度、同じ量の食事を10分間で食べることと30分かけて食べることを試してみて下さい。お腹の張り方が、ぜんぜん違うことに気づくでしょう。時間をかけて、ゆっくりよく噛んでたべることで、食べすぎやお腹の張りをなくし、栄養の吸収もよくなって、少しの食事量で満腹感も得られるようになります。

 ゆっくりよく噛んで食べることは、良い事ばかりですね。実際これだけで痩せた方もおられます。誰にでも、いつからでもできるダイエットです。健康のためにも始めてみませんか。

< 文 濱崎 耕平 >      


追伸
 先日、息子二人と山登りに行きました。小学生以来、山登りの経験が無い僕は600m程は“低い山”だと、山登りを安易に考えていました。いざ登り始めてビックリ!5歳の長男には少しキツイ上り坂・・・2歳になる次男がいるため行く前から「抱っこはなし」と言い聞かせていました。途中、しんどくてテンションの低くなる長男に「頂上はきもちがいいぞ」と繰り返し、尻取りや歌を歌いながら頂上へ。頂上で食べた弁当は格別でした。頑張ればイイ事がある。決してそうではないですが、頑張らないとイイ事はないと僕も息子も少しわっかた1日でした。
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