松本 整
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COLUMN
健康コラム
Vol-138 ジュニアアスリート
2008.01.31
【ジュニアアスリート】
クラブコングには様々な年代の方が、それぞれの目的のために日々トレーニングにいらっしゃいます。中学生から高齢者まで……。今回の健康情報では、ジュニア世代(13歳〜15歳)のトレーニング・運動について簡単に書いてみたいと思います。
最初に「スポーツをすることの本当の目的とは何でしょうか?」
それは人それぞれです。プロ選手にとっては仕事であり、生きていく手段です。高齢の方にとっては健康増進、リフレッシュの方法です。
「子供たちにとっては、どうでしょうか?」
僕は子供たちのスポーツ、アマチュアスポーツの本分は楽しむことだと思います。また人間形成の場であったり、親友ができたりする素晴らしいものだと感じています。
僕自身、サッカーというスポーツを通じて、喜び、苦しみ、思い出、物事の考え方、親友など、本当にいろんな事を感じ、学び、得ることができました。しかし、自分が子供の頃に行っていたトレーニングは本当に自分の能力、成長にあっていたのかは疑問です。
今までお世話になった指導者の方には本当に感謝しています。しかし自分がトレーナーという立場に立って感じることは、子供の発育、発達過程に応じてトレーニングを行わなければいけないということです。
ここで簡単な各年代でのトレーニング課題の1つを紹介します。
●12歳以下 ………スポーツ基礎技術の獲得
●13〜15歳 ………持久能力の向上
●15〜18歳 ………筋肉量と最大筋力の増大
●19歳以上 ………スポーツの特異性の強調
これは一般的な例であって、全ての子供に当てはまる訳ではありません。例えば男女でも多少異なりますし、成長の早い子供、ゆっくりの子供によっても異なります。
サッカー、野球、テニス、バスケットボール……クラブコングでは様々な競技に合わせて中学生のトレーニング指導をしています。13〜15歳は、持久能力の向上が著しいからといって、ただ走っていれば良いというものではありません。
競技に必要な動作を組み込んだメニューで、怪我のない身体作りをサポートしています。また競技、脳の活性化に効果を発揮するビジョントレーニングとパートナーストレッチを施術しています。
アマチュアスポーツの本分は楽しむことといっても勝たなければ楽しくありません。クラブコングでは子供に、ただ勝つことだけが全てではないこと、負けることから学ぶことが大切だということを伝えていきながら、勝つための正しい努力を指導しています。
< 文 濱崎 耕平 >
追伸
先日、長男が5歳の誕生日を迎えました。保育園の誕生会で将来の夢を聞かれ「忍者!!」と答えたようです。息子の夢に向けてビジョントレーニングに励んでいます。そのビジョントレーニングをクラブコングのスタジオで行っている最中に1歳9ヶ月の次男が本当に上手にボールを放っているのを見て、親バカですが「センスあるなぁ〜」と感心しちゃいました……。
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