COLUMN

健康コラム

Vol-161 免疫力を高める食品

2008.08.23

【免疫力を高める食品】
 以前、僕が担当した健康情報の中で免疫についてお伝えしたが事ありました。
その回の健康情報を読まれた、会員さんから免疫を高める食べ物は何? と質問を受けたので、今回の健康情報は、免疫力を高める食品についてお伝えしたいと思います。

 免疫力を高める食事とはどのようなものでしょうか。

 まず、いちばん大切なのが、いろいろな食品をバランスよく食べることです。
 2番目に重要なのが、良質のたんぱく質やアミノ酸をしっかり摂ることです。免疫細胞を強化するためには、アミノ酸が必要だからです。
 良質なたんぱく質源の種類としては、肉・魚・卵・大豆や大豆加工食品ですが、中でも卵は細胞が成長するために必要な栄養素がたっぷり詰まっている超優良食品といえます。
 大豆や大豆加工食品(豆腐・納豆)などもたんぱく質源としておすすめしたい食品です。

キノコ類
 キノコには「β-グルカン」という免疫を高める成分が豊富に含まれています。キノコの種類は特にといません。しいたけ、まいたけ、しめじ、なめこ、エリンギなど身近で入手しやすい物で大丈夫です。

海藻類
 海藻などのあのぬめぬめとした成分は、腸内をきれいにして、腸の免疫を高める作用があります。また、海藻には「フコイダン」という成分が多く含まれています。この成分には、がん細胞に栄養を送り込む新生血管ができるのを抑える効果があります。
≪もずく、オクラ、昆布、わかめ、ひじき、など≫

活性酸素を取り除く効果の高い食品
 先にご紹介した、きのこや海藻類なども活性酸素を除去する効果は高いのですが、ここでおすすめしたいのは「ビタミンE・C・B2+ミネラル(ゲルマニウム・亜鉛・銅・鉄)を多く含むもの」です。
 これらの成分のうち、どれか一つを含むものでもよいですし、ビタミンとミネラルの両方を含んだものであれば、さらにおすすめです。
 この両方を含んでいる食品がにんにくです。アメリカの国立がん研究所は『がんを予防する食べ物』を発表していますが、にんにくはその一番手にあげられているほど、効果が認められています。
≪にんにく、さといも、ごぼう、れんこん、など≫

発酵食品
 発酵食品には、がんなどを攻撃するのに重要な役目を果たすヘルパーT細胞のTh1細胞を増やす効果があります。
 ヘルパーT細胞には、Th1とTh2の2種類がありますが、発酵食品には、この2つが分かれる時のスイッチである樹状細胞を刺激する作用があります。この刺激が弱いと、がんを攻撃する力となるTh1が作られず、Th2のほうばかり作られるので、がん細胞はどんどん増殖してしまいます。発酵食品には、樹状細胞を刺激してTh1とTh2のバランスをよくしてくれる効果があります。
≪ヨーグルト、漬け物、納豆、など≫
        

クラブコングで販売しているサプリメントでベジラクト・Eをご紹介したいと思います。

 ベジラクト菌は、京都の「漬け物」より発見された植物性の乳酸菌です。乳酸菌といえば酪農品を発酵させたものが一般的ですが、日本人に合う乳酸菌ということで植物由来の乳酸菌の研究が進められてきました。ベジラクト菌は、他の乳酸菌に比べ胃酸に強く、長く生きて腸で働くことが分かっています。
 E−25 は、良質のビタミン・ミネラルをバランスよく含み、消化吸収しやすいことで特許を取っている商品です。
 ベジラクト・E-25の6大特性…免疫機能の正常化・腸内健康・代謝のバランス・血液の浄化・有害物質の排泄・栄養補給などの効果が期待できます。

 免疫力をアップする食事のとり方は、偏食せずいろいろな食品をバランス良く食べることが大切です。
それと同時に、適度な運動を行うことが必要です。そして、運動は続けなければ意味がありません。運動をまったくしたことがないと言う方でも、クラブコングでは、スタッフが個人個人の目標・目的にあったメニューを作りサポートさせていただいております。
 ウエイトトレーニングを始め、バリエーション豊かなスタジオスケジュールなど、楽しんで運動を続けて頂けると思います。

< 文 定守 毅 >
   
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